発達障害者のLINEなどのSNSのトラブルの例と付き合い方

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親自身の悩み

 発達障害者、特に自閉症傾向の強い人はコミュニケーションを苦手とする人が多いです。それは特性ともいうべきもので、根本的に治すことはできません。それはSNS上ではどうなるのでしょうか?その実例を紹介します。

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私が経験した発達障害者とのSNS

 私の友人にも、アスペルガー(知的障害のない自閉症)を公表している人がいます。仮にAさんとします。ちゃんとした仕事をして社会生活をしており、普通の学校も出ておられます。

 自分にもADHD系の発達障害があるので人のことは言えませんが、AさんとのSNS(主にLINE)はとにかくかなりストレスで…

誰も興味ない話題を延々と始める

 実社会で空気が読めない人はやはりSNSでも空気を読むことは難しいです。まず、Aさんが大人数のグループに入ってくるときに、誰も知らないマイナーアニメアイコンとそのキャラの名前のままで自己紹介もしないで投稿し、「だれ?」と聞かれるまでそのまま。

 そして、そのグループでは誰も興味がない(と思われる)そのマイナーアニメの良さを熱弁します。あ、う、うん…としか言えません。

私的なメッセージ

 グループが数十人いるのに、ある特定の人にむけて「〇〇さん次はどうします?」のような個人的な日程を話し始めたりします。

 ただし、他の人から注意されるとやめるのですが、Aさんが障害を公表しているだけに、少しのことではなかなか注意しづらいという面があります。

毎日同じ投稿

 それは、グループ内の誰かがどこかにお出かけして、外食の晩御飯はこれだったという投稿を写真付きで載せ、それについて皆が称賛した翌日から始まりました。

 その日から、Aさんのお母さまが作られたありふれた夕食がグループ内に毎日投稿されるようになりました。Aさんの投稿だけ無視するわけにもいかないのですが、特にコメントすることもないような写真なので、いいねスタンプでお茶を濁すしかありません。写真も暗くてゴチャゴチャしていて、けして見て気持ちいいものでもありません。それが毎日続くと、なんだかイライラしてきてしまって。百歩譲ってAさん自身が作ったものならまだしも、お母さまの作られた普通の(どちらかというと料理が苦手そうな)家庭料理の投稿はちょっと…

 おまけに、今度は別のお菓子作りが得意な方が手作りの素敵なお菓子を載せたその日から、Aさんも同じようにグループ内にお菓子の投稿を始めました。しかも、コンビニで売っている普通のお菓子を「今日のお菓子はこれです」と毎日毎日。写真は食べかけの歯形がついたものなどで、背景はごみ屋敷寸前の部屋です。

 でも、友人とはいえ他人の投稿に「写真が汚いですよ」とはなかなか言いにくいものです。

説明ゼロの意味不明投稿

 なんの説明もなく、いきなりよくわからない写真のみの投稿。ネット上でよく言われる(嫌われる)いわゆる「誘い受け」の状態です。必ず「どうしたの?」「それなんなの?」とこちらが聞いてあげないといけません。でも、明らかなマナー違反というわけでもないし、これはなかなか注意しづらいのですが、毎回なので、ほかのグループメンバーにこっそり聞いてみるとみんな「実は私も同じことを思ってた」とストレスが溜まっていて…

ほかの人の趣味に言及する

 たとえば、グループ内のある人が「このアプリゲーム面白い」と言ったとするとAさんが「そのゲームはマナーの悪い人が多くて、この前も立ち入り禁止の場所にたくさん入って行ってたよ」などと返信してしまいます。ただ自分で見たままを言っているだけなのですが、言われたほうがどう思うかというと…

Aさんについてみんなが頭を悩ませる

 勇気のある誰かが問題のある投稿をさりげなくAさんに注意しても、空気を読むということができないアスペルガーのAさんにはまったくわかってもらえません。はっきり言うべきかどうかAさん抜きの別のグループを作って真剣に討論して頭を悩ませることになりました。

 アスペルガーのAさんは、一言一句はっきり注意しないとわからないですし、はっきり注意してしまうと「ごめんなさい!私アスペルガーだからわからなくてごめんなさい!もう私なんてこの世にいないほうがいいのかもしれない!生きていたくない!うわーん」という方向に行ってしまうので、こちらが悪者みたいになってしまうんです。結局発言もしづらくなって、グループが廃れていってしまいました。

発達障害者とSNSは相性が悪い

 私見ですが、このように発達障害者がSNSを使うのは、現実でのコミュニケーション同様かなり難しいと思います。字で残ってしまうぶんよけいに相手を予期せずイライラさせ傷つけてしまうハメになります。やるなら、現実世界の人間とするときは事務連絡にとどめ、現実と関係ないところで匿名で好きにつぶやいたりするのが無難かなと思います。でないと、ほとんどしゃべったことがないようなグループ内の人にさえ知らないうちに嫌われたり仲間外れになってしまう可能性があります。

 私も決して自分のことは語らず、相づち程度にとどめるようにしています。どこまで言っていいのか、何を言ったらダメなのか、Aさんほどではないけどわからないからです。

 昔の話なのですが、いっしょに仕事に入った同期の女性がいて、とてもおしゃれな人でした。その人はとにかく明るく気さくな人で仕事もできて周りの信頼も厚く、コミュ障の私とも気軽に遊びやランチに行ってくれたりしました。私はその人ともっと仲良くなりたくて、いつもファッションを「とてもかわいいね」「センスがあるね」とほめていました。そうすると、ある日鬼の形相で「うるさい!いちいち服について言ってこないで!!」と怒鳴られて距離を置かれてしまいました。

 きっとその人も、Aさんに対する私のように、ギリギリまで我慢してくれていたのでしょう。でも、距離感のわからない私が毎日しつこく服装について品評してくるのでついに爆発したという感じでしょうか。そんなこと言いたくなかっただろうに、本当に申し訳ないことをしました。これと似たような経験は何度もしています。本当に人との距離の詰め方がわからないんです。なので、無用のトラブルを避けるため、つまらない人と思われようと相づちのみに徹しているというわけです。

 SNSの使い方について親切にも注意してくれる人がいたら、丁寧に耳を傾けましょう。そして、決して障害を盾にしないようにしましょう。

 これから子どもが成長していくと、子ども同士のSNSの問題も出てくるでしょう。健常者どうしですらトラブルが起きるらしいので、自閉症スペクトラムの子どもを持つ親としても頭の痛い問題ですね。

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夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

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