自閉症息子とアル中DV旦那とコロナ離婚

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親自身の悩み

 長いこと投稿してなくて申し訳ないです。仕事が忙しくなってきて、コロナで旦那さんも在宅ワークがまた多くなり、旦那さんがいる間はパソコンを開けられないのでなかなか更新することができなくなっていました。パソコンが開けられない理由はちょうど一年前くらいに書いた記事にあります。これは現在進行形の話です。

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旦那さんが暴れるまでの背景

 上記の記事のその後、旦那さんはどんどんおかしくなっていきました。弔事で親戚の人を車にいっぱい乗せているのに煽り運転みたいなことをやらかし、同乗していた親戚の方や義母から「旦那くんいったいどうしたんだ?」とこっそり心配の電話がかかってくるくらいでした。コロナ対策のため本当に内々でやった行事だったので私はいませんでした。

 私も初めての仕事復帰、やったことない肉体労働、職場の人間関係などでけっこう疲弊し、家庭のことがわりとおろそかになっていたことは否定できません。掃除機も、専業主婦のときは毎日家じゅうかけていたのが週一回になったり、お風呂掃除もピンクカビ取りまではなかなかできなかったり、洗濯物は入れっぱなしで積んだままだったり、晩御飯も1時間くらいで作れる簡単なものばかり作っていました。(もちろん仕事が休みの日は今まで通り掃除機をかけたりだしを取って一汁二菜作ったりしていました)

 平日立ちっぱなしの仕事で疲れた体をひきずりながら、風呂掃除、料理などはとてもつらく、しかもその間に子どもたちの宿題や学習教材、学校プリントなども見なければなりません。休日もヘトヘトで、部屋が散らかっても大して気にならない私はわりとそのままにしていました。潔癖気味の旦那さんにはそれも許せなかったのかもしれません。

 そしてまたもや事件は起きました。

スマホ!スマホ!スマホ!

 実は、旦那さんが在宅ワークが主になってからというもの、すぐにスマホを子どもたちに渡してしまうのです。そして、子どもたちがいろんなことに興味を持つように私は長い間色々努力してきたのに、子どもたちはスマホスマホと目の色を変え、本などにまったく興味を示さなくなってしまいました。旦那さんがいるときは何時間もずっとスマホ(主にゲームとYouTube)にかじりついています。タカくんが一日中見ているのは、荒いCGの車が延々とクラッシュする動画です。

 私が泣いても怒っても諭しても絶対にスマホを渡すのをやめてくれず、しかも年齢制限をかけてくれないので、子どもたちは何を見たのかひわいな言葉も言い出す始末。

 家では私が文句を言うため、最近は子どもと車で出かけてまでスマホを使わせています。

 スマホを無限に使わせるようになってから、タカくんの視力は1.0から一年ちょっとで0.15まで落ちてしまいました。宿題もさせず、学習教材もゴミ箱に放り捨て(旦那さん曰く、小さい時の教育は意味がないそうです)かたくなにスマホを使わせ続ける…もうワケがわかりません。

 スマホを無限に使わせる理由は子どもの笑顔が見たいかららしいです。だからって限度があると思いませんか?私だって全面的に禁止!って言ってるわけじゃなく、時間を決めて親がコントロールしてほしいと言っているだけなのに。

 主治医の先生にも

主治医
主治医

自閉症スペクトラムの子ども、とくにタカくんはゲームにハマってしまってゲーム廃人みたいになってしまう傾向があるので、ゲームやスマホはなるべく慎重に使わせてほしい

 と言われているんです。でもそれを言うと

旦那
旦那

タカは障害じゃない!これは医者と役所が既得権益を失わないために無理やり障害者を作り出してる陰謀だ!

 という自説のめんどくさい主張になるのでなかなか言えないんです。

ついに一線を越える

 ある日、旦那さんがあまりにも一日中スマホを見せていることにどうしようもなく腹が立ち

miki
miki

子どもたちはスマホばっかりで、本や知的好奇心を育てる教材とか全部興味を失ってしまった。私が長年してきた努力は全部無駄になったわ。

 と言ってしまいました。すると突然

ドガシャーン!!!

 と、ものすごい音がしました。それは、旦那さんが私に向かって物を思い切り投げたのが横にそれて、リビングの大きなテレビの液晶が砕け散り、その反動でテレビの横に合ったゲーム機たちが飛び散って落ちた音だったんです!

 もし私に当たっていたら…ゾッとしました。

 旦那さんは野球をやっていたので、至近距離から重いものを投げられたらただじゃ済みません。現にテレビも壊してしまった……

離婚するかしないか

 このとき旦那さんは500mlのビールを6本飲んで、さらにサワーや日本酒も飲んで泥酔状態でした。そして、私がどれだけ抗議しても、冷たいさげすんだ目でにらみつけるだけでした。ちなみに、一連の出来事はすべて子どもたちの目の前で行われました。

 タカくんに、実家に帰ってもいいか聞きましたが

タカくん
タカくん

ぼく、がっこうかわりたくないよ!!!

 と泣かれてしまいました。

 そうなんですよね、自閉症の子どもは環境の変化に弱いし、タカくんはおとなしくて優しくて、いつも図鑑の丸暗記をずっと唱和している変わった子ですから、高学年になってから田舎に転校なんかしたら、格好のいじめのターゲットになるでしょうね。妹の健常児アヤちゃんは問題ないでしょうが…

 私も幼い頃転校を繰り返し、すごく嫌でした。どんなに仲良くなっても何年かしたら永遠に別れなければいけないし、学年が上がるにつれていじめようとしてくるヤツらが現れるし。

 自閉症でコミュニケーションが苦手なタカくんだけど、ここまでやってこれたのは、保育園の年中という幼いころからいっしょで「タカくんはこういう子なんだ」って周囲の子どもたちやその親が知ってくれているのも大きいです。

 実家に帰ったら8年間診てもらって節目節目に的確な指示をいただき、ものすごくお世話になった主治医も変えないといけないです。

 実家に住む部屋はないのでアパート暮らしになるだろうけど、アラフィフの私がシングルでそこまで稼げるのかな?パートでもアップアップなのに?

 将来、アヤちゃんの旦那さんになる人の親が古いタイプの人だったら、私がシンママだったら結婚反対されたりしないかな?

 こんな目にあってもまだまだ悩んで覚悟を決めきれない私です。

 壊れたのはテレビだけじゃなく、私たちの夫婦関係だったのかもしれません。

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夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

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