臨床心理士が放った衝撃の発言

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診断されるまで

 このブログソフトを使うのは初心者なのですが、CLIP STUDIOというペイントソフトを使うのもまったく初めてなので、へたくそな画像がつくことがありますが精進していきたいといますので長い目で見てくださったら嬉しいです。

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発達外来への第一関門

 うちの市では、発達障害という医師の診断が本当に必要なのかどうかまず臨床心理士さんに診ていただいて、その上でさらなる医療的診断が必要とされた人だけが発達外来へ進みます。どこもそうなのかはよくわかりませんが。実母へのゆがんだ感情を切り捨て、どうも普通とは違うらしい我が子のために何でもすると決めた私。もちろん、臨床心理士さんに検査をしてもらうことに異論はありませんでした。流れるように検査の日程は決まり、寒い冬の日、やっぱり全然じっとできないで走り回る二歳なりたての長男をつれて保健所の一室で検査を受けることになりました。

 臨床心理士さんは箱からカードやら積み木やら何やらいろいろ出してきて、正しいものが選べるかなどテキパキと私にはわからない検査をこなしていきます。でも、二歳の時点でマンマやブーブーすら言えない、なんなら母親の私のこともよくわかっていない長男は検査どころか一秒と座っていることすらできません。私も小さい頃多動ですぐ迷子になる子でしたので、正直2歳なりたてくらいの子なんてこんなものだろうとたかをくくってましたが…

臨床心理士の衝撃発言とは

 検査結果は今思えば当然のごとく発達外来行き決定でした。そのころの私は何も知識がなかったので、都会から長男の検査のだけにわざわざこちらの市に出張してきてもらったという若い女性の心理士さんが言うことがすべて正しいのだろうと考えていました。しかし、この方が次に放った一言が何年も私を縛りけることになるのです。

「まあこの子は一生福祉施設から出られないでしょうね。それに、こういうのは何をどうしても治りませんから。」

 え?どういうこと?この子はそんなに重度なの?それじゃあ何をどれだけ努力したって普通にはなれないってこと?この子はまだ2歳で、希望に満ちた人生は始まったばかりなのにそんなのあんまりだよ…

ショックに打ちのめされる

 このひとことで、のちに受けることになる療育(障害者の自立のために特別に組まれた教育プログラム)を出だしからつまづくことになるのです。これは医師でもないのに、ただでさえ息子が発達外来行きになってショックを受けている母親に対して安易に言ってはいけない言葉だったのではないでしょうか?

でも、とっさに反論できないコミュ障の私は、力なく場にそぐわない表情でドゥフフと笑うことしかできないのでした。いつも母にどんな罵倒をされても反論すれば発狂されて100倍返ってきて泣くまで詰められて、時には命の危険も感じることすらあった私には、こういうときには力なく笑ってお茶を濁すことが最も慣れたやり方だったのです。長くなってしまったので、この前の記事で書いた、私の抱えていたもう一つの問題についてはもう少し後の記事で書くことにします。

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夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

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自閉症の四角い青空
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