人生最高の幸せが最悪のタイミングでやってくる

スポンサーリンク
診断されるまで

 人生で最高の幸せって人それぞれですよね。でも、できれば一番いいタイミングでやってきてくれないと、逆にそれが足かせになるということもあるのです。

スポンサーリンク

療育というものを知る

 前回、なぜか自分がとばっちりを受けながら長男の診断が下ったことを書きました。先生は「療育」に行きなさいと言いますが、療育っていったいなんなの?発達障害児の教育について全然興味がなかった私は、この世にそんなものが存在していることすら知りませんでした。そういう人が大多数だと思います。それより、保育園と幼稚園の違いもいまいちわかってなかったので、幼稚園はとうてい無理と言われたことがショックで…

 療育というものは、簡単に言うと、一般人と逆で聴覚より視覚が優位に発達していると言われる発達障害児に合わせた、視覚に訴える教育方法です。これらの早期教育を行うことでこの先の人生で起きるであろう困りごとが改善することがあるのです。鉄は熱いうちに打てといいますか。この子が今より良くなるのなら、ひとことでもしゃべってくれるなら、何でもするつもりでした。ただ、そのころはどんなに説明されても具体的にはよくわかりませんでした。「視覚優位」という言葉も知りませんでした。二歳なのに呼んでも振り向かないし笑いもしないしゃべらない感情のないロボット。それが長男でした。

療育に行きたい!でも行けない!

 ただ、この田舎でも療育センターはいっぱいいっぱいですぐには入れないとのことです。どんなことをしているのか見学だけでもしたいと強く要望したのですが、担当が代わってやる気のない保健師さん担当になってしまったので「療育センターでやっているのはふつうのことです」とよくわからないことを言われ、なぜか見学をかたくなに拒否されわからずじまい。かなり激しく押し問答したのですが結局見学すらできず。

 基本ヘタレの私がなぜこれほどまでに強く療育センターへの早期見学を希望したのか?その理由は…
以前少しだけその努力について書いたと思いますが、なんと43歳にして第二子を自然妊娠してしまったからです。療育センターには託児もありますが、どこもそうでしょうけど月齢6ヵ月からしか預かってもらえません。それに、自己紹介にも書いた通り私は育児に両親、旦那さん、親戚、友達、誰の助けもありません。なので、おばあちゃんに代わりに行ってもらうということもできません(仕事があるのでおばあちゃんが代わりに来るという人はチラホラいました)。今すぐに療育に行きたいのに出産して第二子が6ヵ月になるまで待っていたら一年近くブランクがあいてしまうのです。それに、健康で生まれるとも限りません。療育はスピード勝負!できたら二歳代から行くのが最善です。なので何をやっているのか見学し、少しでも日々の生活に取り入れたいと思ったのです。しかしその熱い願いは結局かなわず…

 その代わりとして、月二回の言語訓練と週一回近くの保育園でやっている短時間の「ことばのきょうしつ」に通うことになりました。せっかくおなかの中に来てくれた二人目の我が子のことを心から喜ぶこともできず、ジリジリと焦りながら…(つづく)

↓ランキングに参加しています!よかったらポチっと押して応援よろしくお願いします
プロフィール
このブログを書いてる人
miki

夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

mikiをフォローする
PVランキング用
PVアクセスランキング にほんブログ村
診断されるまで
スポンサーリンク
mikiをフォローする
自閉症の四角い青空
タイトルとURLをコピーしました