生後9か月の妹の異変

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親自身の悩み

 通い始めてから3か月ほど経ち、少しずつ療育センターに通うのも慣れてきた私たち。私はあまりにも長男のほうに手がかかるため、妹のほうは愛情をもって育ててはいましたが、最低限の労力しかかけられていませんでした。それが裏目に出ることになります。

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ある日気づいた異変

 ある日の土曜日、でかけようとしたときふと妹の足を見ると、指が変なふうに腫れているのに気づきました。いつもワンオペで療育だ病院だと長男のことばかりに奔走してあまりにも余裕がなかったので、かなり腫れていたのですが、いつからこうなっていたかは全然わかりません。何となく虫刺されではないような気がしたので、予定を変更して土曜日の午後でも開いている唯一の小児科に行くことにしました。そこは全然流行ってない病院で先生にも精気がなく、診断はほとんど看護師さんがしゃべっているという感じでいまいち信用が置けないように感じましたが、とりあえず特に問題はないということで塗り薬をもらって帰りました。

 ところが、最初に感じた通りただの虫刺されではなかったようで、一週間経っても腫れは引かないどころか少しひどくなっているようにも感じました。そこで、土曜日の昼に、もともとのかかりつけ医院に行くことにしました。しかしそこでも「もう少し様子をみましょう」ということで塗り薬を渡されました。

病院三軒目で原因が判明

 私は医療の知識などありませんが何となく、これは塗り薬で治る種類のものではないのではないかという直感があり、一週間は待たずにもう一つの遠くの小児科にかかることにしました。

 そこの先生は非常に合理的な治療をしてくださり、通院日数を稼ぐために様子を見たりはしません。ただ、先生が怖いのと少し遠いので多動の長男と生後9か月の赤ちゃんを連れて行くのは大変で、あまり行っていませんでした。やはりそこの先生は「様子をみましょう」などとヌルいことは言わずにすぐに健康保険でできる限りの検査をしてくださいました。その結果は…

聞いたこともない菌を検出

 先生は首をひねりながら、足の腫れた指からMRSA菌というものが検出されたと仰いました。これは主に病院への入院などでお年寄りが感染するもので、赤ちゃんには珍しいのではないか、どこかで入院でもしたのか?ということでした。私は親などに預け先がないため、長男のために市民病院の発達外来に行くときにひんぱんにいっしょに連れて行ったときに院内感染してしまったのかもしれません。でもまったく感染経路はわかりませんでした。

 ただ、先生はそこまで深刻ではない顔でしたし、抗生物質をもらって帰りました。先生は

小児科医師
小児科医師

気になるようなら大きな病院の整形外科で診てもらったほうがいいかもしれませんね

と、おっしゃいましたので、一週間分の抗生物質を飲めばよくなるのかなと楽観的に考えていました。もうこれ以上何種類もの病院やら療育やら言語訓練やらに通うのも体力が限界でしたし、これで治るんだ、たいしたことなくて良かった良かった、と安堵しました。しかし、それは大きな間違いだったのです。(つづく

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夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

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