コロナで発達障害児のママの就職活動はいばらの道

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親自身の悩み

 発達外来や言語訓練など何かとやることのある発達障害児。果たしてママはどんなふうに働けばいいの?

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専業主婦からの社会復帰

 私が働こうと思ったのは、ほかでもないコロナ禍のせいです。旦那さんの給料は目に見えて減り、残業代はゼロ!ボーナスもカット!業界自体が疲弊しています。おまけに在宅勤務だと暖房費や細かいところではコーヒーやトイレの水だってバカになりません。給料は初任給くらいまで逆戻り!このままじゃ家のローンも払えなくなってしまう!習い事も辞めなきゃいけない!

 やむにやまれぬと言いますか、背に腹は代えられないといいますか。まあそんなところです。

なぜ働いていなかったのか

 正直、私はアラフィフでこれといった資格も持っていません。なので、華麗に家庭と仕事を両立するキラキラママにはなれないのは当然のことです。そして10年ほど専業主婦をやっていました。このブログの発達支援センター編あたりを読んでいただければ、仕事をするなんてほぼ不可能だったことがわかっていただけるでしょう。

 ワンオペで赤ちゃんと発達障害児(その頃は超多動)の面倒を見ながら昼は支援センターに週4~5で通い、夜は激しい夜泣きと咳上げでほとんど寝ることもできず、旦那さんの理解はなく、体も心もとっくに限界を超えていました。どうすれば楽に彼岸に渡れるか検索する日もありました。

 働いていて発達支援センターはおばあちゃんに任せきりの人もいましたが、正直あまり伸びていかなかった気がします。(これはもともとその子の伸びしろがそうだったのかはわかりませんけど…家庭で母親が療育的対応をすることができない分、おばあちゃんに連れてきてもらうのは不利かもしれません)

 その後、タカくんは年中から保育園にはいります。しかし妹のアヤちゃんは3歳下の一歳児。この年代の子を保育園に預けると、とんでもないお金がかかります。うちの自治体だとだいたい月5万円くらいです。その頃は3~5歳児も無償化ではなかったので、二人合わせて7万越え…

 パートでちょろっと働くだけでは完全に赤字になってしまいます。それに、今までタカくんの療育のためにアヤちゃんは保育所に預けっぱなしで最低限の面倒しか見てやれなかったし、それならアヤちゃんが保育園に入るまではあくせく働かなくてもいいかなーなんて思っていました。

 田舎なので保育園はほぼ定員割れしていて、園児が集まらずに閉鎖する公立の園もあるくらいなので、特に焦りもありませんでした。

思わぬ誤算はコロナ

 その後、ズルズルと仕事を見つける本格的な努力をせずに2年が経ってしまい、やっとアヤちゃんが年長になろうかというとき探し始めたのですが、それと同時にコロナ禍が襲ってきてしまい、就職活動どころではなくなってしまったのです。

 外に出ていろんな人と会うのも怖いし、世の中の景気は急速に冷え込み、子どもが学校に行っている間の短時間でもいいよってな仕事は、この地方ではほぼ全滅してしまいました(主に昼だけ働いてほしい飲食関係など)。

発達障害児ママの制約

 いざ働こうとしたら働き口がない!だけどそうも言っていられない。ただし、私には働く上での厳しい制約があります。なぜなら、タカくんが放課後デイサービス(障害のある小学生以上の子どもを預かってくれる福祉サービス)に行っているのですが、この地方は特殊で、学校には迎えに来てくれないのです。なので、自宅からの送迎になるため、学校が早く終わる日=デイサービスに行く日は必ず家にいなければなりません。そうすると働ける職種は限られてきます。

 タカくんに学校に併設してある学童クラブに行かないかと相談してみましたが

タカくん
タカくん

僕はデイサービスがいいよ!!

 そうなんですよね、学童クラブというのは大人の介入は基本的にありませんし、療育的な対応など望むべくもありません。聞いた話では、わりと気が強めの男の子が多く、また、母親の帰りが遅い子たちは寂しくて不安になるのか、お迎え時間が遅くなるにつれてかなり激しい言い合いもあるのだとか。

 おそらく、タカくんは大人の介入がないと他の子とコミュニケーションは取れないですし、いじめられるかひとりでポツンと本でも読んでいることになるでしょう。

miki
miki

それはかわいそうだしタカくんのためにならないな…

 デイサービスでは困っていたら大人が遊びに入れてくれて、運動に力を入れている施設なので体も動かせるし、帰りの会などで日直の体験などもできるし、おやつも出してくれるし、いろいろなところに連れ出してくれます。

 そんなわけで、フルタイムはあきらめ、職種はどうでもいいから子どもが午前8時に登校してから午後3時に帰ってくるまでに終わる仕事を探すことにしました。(つづく)

 頭の中ではこの曲がエンドレスでリピートしているわけですが…(笑)

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夫激務、両家両親遠距離、友達ゼロの高齢アラフィフぽんこつメタボADHDママが自閉症児を子育て中!

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