この前、発達外来の定期通院に行ってきたんですが、ちょっとした事件が起こりました。
田舎の市民病院で
タカくんが小学三年生となった今、たとえ発達外来の診察とはいえおいそれと学校を休むことはできません。なので、今は母である私が発達外来の主治医に経過を報告し、それに対してアドバイスをもらうという形式です。
発達外来は、パニックを起こしたらすぐに外に出られるようになのか、入り口のすぐそばにあります。私はコミュ障で、緊張してなかなかしゃべることができないので(あまりにしゃべれないため先生と保健師さんに知的障害者だと思われていた)タカくんについてのレポートをA4用紙いっぱいにまとめていつも読んでもらっています。文章はまるで天から降りてくるようにスラスラ書けるのに不思議ですよね。
待合室で順番を待つ
発達外来は完全予約制なのにけっこう待たされたりしますよね。急患とかなさそうなのに。まあ前の患者さんの話が長引くことが続くと結果的に最後のほうでは待ち時間が長くなるのかもしれませんが。そんなこんなでようやく電子掲示板に私の予約番号が表示され「中の待合室でお待ちください」のメッセージが。
普通に待合室に入っていくと、前の患者さん親子が入れ違いで出ていくところでした。子どもは保育園の園服…って同じ保育園の年少児とそのママさんだった!!
ふだんはすれ違う時の挨拶くらいしかしないけど、とても優しそうで感じのいいママさん。お子さんもおとなしい子で、一見して問題がありそうにも見えないタイプ。言われてみれば確かにいつも手をきつめにつないでいるし、そういえば目が合わないような気もしたけど…
田舎ではよくあること?
実は、この経験前にもあるんです。待合室で待っていたら、近所の少しやんちゃで落ち着きがないタイプだけど、スポーツ万能でお茶目で友達がいっぱいいるタカくんの同級生の男の子のママさんと遭遇してしまったんです。この気まずさったらありません。
お互い「あっ…(察し)」みたいな非常に重い空気につつまれます。
さらに言いますと、病院の案内係のパートでタカくんの同級生のママさんが働いているので、「小児発達外来」の窓口の前で私とタカくんとアヤちゃん(預ける場所がないので連れてきている)が座っているのはモロバレです。
田舎なので、市内では発達外来なんて市民病院くらいしかありませんし、必然的に市内中の発達があやしい子どもたちが全員ここに来ることになるので、これからもこういう気まずい経験は続くことでしょう。
次の日、保育園の優しいママさんと朝の子どもの送迎ですれ違いましたが、その方はいつもの優しい笑顔ではなくどことなくよそよそしい挨拶をして駐車場に消えていきました。
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